ニュース

第70回金光教フォーゲル連盟総会 報告

金光教フォーゲル連盟の第70回総会が、本部総合庁舎中会議室において開催された。

開会に先立ち浅野弓布教部長が「昨年立教160年を頂く意義をお話しさせて頂いたが、今年金光教は161歳。一つ歳をとることは育つこと。しっかり信心し育っていって頂きたい。世界情勢を見ると、アメリカとイランや北朝鮮など、戦争を始めんとばかりの緊張状態にある。我々は『平和を祈る』とよく言うが、祈るだけで無く平和は創っていくもの。フォーゲルには『笑って困難にあたる(向上)』というモットーがあるが、まさしくその精神で、人を差別せず、分け合う生き方になってもらいたい。信心することで自分を育て、このフォーゲル活動が平和に繋がる実践となることを願う」と挨拶された。

続いて、前年度の事業・決算報告と規約改正の提案、基調報告がなされた。任期満了を迎える原田誠人総長が、「2019年度は『みがけ神心』という基本方針の下、立教160年を頂き、信心が教祖様からリーダーへ、リーダーから子どもたちへという思いで活動を展開できたこと、推奨集会や機関誌、各活動にわたって『子どもたちが育つ場』が生まれるよう創意工夫できたこと、また神様の御用という精神で取り組めるようリーダー育成に力が注げたことは評価したい。今後引き続き、『神心を磨く』視点に立った連盟活動となっていくことを願う」とこれまでを振り返り語った。

2日目は役員改選を行った結果、藤原真彦第15代総長が誕生した。地方選出理事が廃止され、全国理事に一本化されて初めての理事選出であったが、非常に前向きな雰囲気の中、参加者の思いも一つに近年に無いほどスムーズに選出・改選がなされた。その後、本年度の運動方針・事業計画を協議し、「フォーゲル結成70周年〜みがけ神心〜今月今日で願い、『今』のフォーゲル活動を展開しよう」という基本方針が打ち出され、フォーゲルが教会、地域・社会における「明い方なる存在」「明い活動」となるよう「隊活動・世界大会・ソアリングキャンプ・組織体制の改革」に取り組んで行くことが決定された。

3日目は、「70周年記念世界大会」や推奨集会・広報活動について分科会が行われ、参加者からは自由な発想で活発な意見が出された。多くが20代というフレッシュな執行部体制に象徴されるような、明るく未来のある総会となった。

開催日2020年1月11日(土)〜13日(月・祝)
開催場所霊地本部総合庁舎4階中会議室(光風館泊)

参加人数

  • 活動登録隊:24隊
  • 参加隊:9隊(22名)
  • 委任状提出隊:10隊
  • オブザーバー:布教部より2名

2020年度 金光教フォーゲル連盟 基本方針

フォーゲル結成70周年〜みがけ神心〜

・今月今日で願い、『今』のフォーゲル活動を展開しよう。